弊社 スローツールサーボ (STS) は超精密ダイヤモンド切削加工旋盤での大型逸脱自由曲面コンポーネントのラピッドマニファクチャリングに使用されます。スローツールサーボは、スピンドルの回転軸とXZの直線2軸を同期する為に、直線軸の性能が重要です。そのため、低速で大きく動くよう設計しています。FTS とは異なり、STS のツール位置は加工機制御 3 軸座標として計算し、制御しています。スローツールサーボには上記で述べたスピンドル C 軸と、Z スライドの特別なソフトウェアを組み合わせています。
STS – スローツールサーボの性能は、ワーク維持スピンドル用にプログラムされた C 軸の位置から構成され、これによりトーリック、軸外非球面、プログレッシブなレンズ設計などの複雑な表面構造のダイヤモンド切削加工を可能にしています。この技術は、大きく複雑な形状のワークを、特殊な装置や固定治具を、標準直線2軸のNanoform® 加工機に追加せずに加工できます。